賃貸申込のキャンセルはできる?先行申込と先行契約の違い

他社仲介業者に「申込しないと内見できません」などと言われたけど本当? っとご相談を受けることもあります。

土日祝は内見希望者が多く、問い合わせの段階で1番候補など先に仮申込を行い仮抑えを行うのが主流で 弊社では行っておりませんが、架空の名前で枠だけ抑えていたり、 お客様の名前と電話番号で許可を取る前に仮申込している 仲介業者さんもいるとお客様のお話から伺っております。

キャンセルはできますが、仲介と管理会社の関係値は悪化

たまに5部屋ほど1番手で仮抑えしてるというお客様に出逢いますが
内見前の仮抑えや仮予約は、全てのお部屋や管理会社ができるわけではなく、
キャンセルしても優しい大手管理会社さんになります。

基本的には、内見ができるお部屋は内見を前提に申し込みとなりますので、
キャンセルした場合オーナーさんや管理会社と仲介会社との信頼関係には影響があり「よくキャンセルする会社」という認識を持たれてしまいます。

そうなると、その後のお客様が1番手で申し込みしても、よくキャンセルする会社なので2番手さん繰り上げるなどあります。

次のお客様のご迷惑となりますので、出来るだけお控えいただけますようお願い申し上げます。

退去予定のお部屋の先行申込

2ヶ月前退去通知の為、良いお部屋は退去2ヶ月前からSUUMOなどで募集掲載されております。

募集1日以内に2,3件先行申込と呼ばれる仮抑えや仮予約が入ることがほとんどです。
先行申込は審査を先に行い、退去後に内見し契約に進むか、キャンセルするかを選択する方式になります。

その為、申込後に審査書類(運転免許証・健康保険証・収入証明証)を揃えて初めて番手が確定となり 揃えられない場合、申し込みが完了せずキャンセルとなりますので、ご準備をお願い申し上げます。  

申し込みありでもキャンセルからの繰り上がりが多い理由

他社さんでは「申し込みあり」で断られたお部屋も上記2点の仮抑えが多い為、
1-2週間後などにキャンセルされて繰り上がりや再募集も多くあります。

2番手3番手での申込も積極的に行っておりますので、 他で断られてしまったお部屋などありましたらお気軽にご相談ください。

 気をつけたい先行契約

内見できるお部屋に申込した場合、原則的にはそのまま契約に進みます。

退去前のお部屋は、上記でご説明した「先行申込」と呼ばれる内見開始後にキャンセルか契約か選択できる方式の他
物件に自信のあるオーナーさん、管理会社さんでは「先行契約」と呼ばれる、内見なしで1発契約の形も存在します。

審査落ち以外ではキャンセルできませんので、先行契約なのか先行申し込みなのかはご確認ください。

 

まとめ:先行契約と先行申込の違い

退去前のお部屋に対して、先行申込と先行契約があり、

先行申込 退去後内見してキャンセルor契約を選択する形式
先行契約 内見なしで一発契約

となります。

すでに内見を開始しているお部屋はどの部屋でも仮予約、仮抑えできるわけではなく
1番手のお部屋1件のみとさせていただいておりますので
ご理解ご了承の程よろしくお願い申し上げます。